病院紹介

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診療内容

当院は近畿地方で唯一の国立病院機構の精神科医療専門病院です。当院は、国が担うべき精神科領域の政策医療のうち、精神科救急、結核等の合併症、重症心身障害(強度行動障害)、認知症疾患などを中心として高度の専門的医療を目指しており、次のような特色ある診療を行っています。

精神科全般

精神科全般

統合失調症、躁うつ病、神経症、心身症、てんかん、心理療法、ものわすれ、高齢者の精神障害など、広い範囲の疾病を対象として、一般外来のほか、専門外来あるいは入院による専門的診療を行っています。なお、アルコール・薬物関連障害については専門病棟はありませんが、一般精神科医療の範囲内で診療しています。

【精神科救急と応急入院指定】

平成12年6月から奈良県の精神科医療システムの輪番制に参加、平成13年8月から奈良県応急入院指定病院に指定され、救急患者を積極的に受け入れています。

認知症疾患

認知症疾患

認知症性疾患の早期発見と治療への導入のため、「ものわすれ」の専門外来を開設しています。また、精神症状や問題行動が著しく、家庭や施設で生活するのが難しい認知症の患者様に対しては専門の病棟で治療し、症状の改善を図ります。

結核合併精神疾患

結核合併精神疾患

精神疾患と結核等内科合併症を伴う患者様の病棟を新築し、平成13年4月にオ-プンし、治療にあたっています。また、多剤耐性結核患者様の入院出来る設備も整えており、近畿各地の医療施設から紹介を受けた精神障害のある患者様の受け入れを行っています。

重症心身障害

重症心身障害

児童福祉法(18歳未満)による「医療型障害児入所支援」と、障害者総合支援法(18 歳以上)による「療養介護事業」の指定を受けています。重症心身障害の中でも、 強い行動障害を伴う方に対して外来診療や入院による医療と療育を行っています。また、通所事業や短期入所も行っており、在宅で生活されておられる行動障害を伴う重症心身障害の方に利用していただいています。

リハビリテーション

リハビリテーション

さまざまなリハビリテ-ション活動に参加していただくことにより、主体的生活能力の獲得と社会適応性の向上を図っています。生活リズムが不安定になりやすい方、人づきあいが苦手で孤立しがちな方、退院してもすぐ学校や職場に戻る自信がない方、仕事に行きたいがうまくいかない方、通院しているが家庭適応が困難な方などを対象として精神科デイケアを行っています。

施設基準

令和6年6月1日現在
項 目 年 月 日 備 考
承認看護料 精神病棟    
基本料 3(看護配置 15:1) H18.4.1  
看護配置加算 H18.4.1  
看護補助加算 2 H22.11.1  
精神科急性期治療病棟入院料 1 R3.6.1  
精神療養病棟入院料(看護配置 15:1 ) H26.4.1  
重症者加算 1 H26.4.1  
障害者施設等 H18.4.1  
基本料 2(看護配置 10:1 )    
入院基本料加算 救急医療管理加算 H22.4.1  
療養環境加算 H14.2.1  
診療録等管理体制加算3 R6.6.1  
特殊疾患入院施設管理加算 H12.6.1  
精神科応急入院施設管理加算 H14.3.1  
後発医薬品使用体制加算 H22.4.1  
医療安全対策加算 1 H18.11.1  
精神科地域移行実施加算 H22.4.1  
強度行動障害入院医療管理加算 H22.4.1  
精神科身体合併症管理加算 H22.6.1  
救急搬送患者地域連携受入加算 H24.4.1  
臨床研修病院入院診療加算(協力型) H24.10.1  
CT撮影及びMRI撮影 H24.4.1  
感染対策向上加算 2(旧称:感染防止対策加算 2) H26.7.1  
精神科急性期医師配置加算2のロ R6.3.1  
その他 入院時食事療養費(Ⅰ) H7.5.1  
食堂加算 H7.5.1  
薬剤管理指導料 H7.11.1  
医療保護入院等診療料 H16.7.1  
検体検査管理加算(Ⅱ) H20.4.1  
特別の療養環境の提供 H21.6.1  
夜間休日救急搬送医学管理料 H24.4.1  
治療抵抗性統合失調症治療管理料 H24.4.1  
医療DX推進体制整備加算 R6.6.1  
リハビリ 精神科作業療法 H18.5.1  
精神科デイ・ケア(小規模) H18.5.1  
精神科ショート・ケア H27.4.1  
障害児(者)リハビリテーション H18.5.1  

明細書発行について

明細書発行について

当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、平成24年4月1日より、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。 明細書の発行を希望しない患者様は、会計の際にお申し出ください。

一般名での処方について

一般名での処方について

後発医薬品があるお薬については、患者様へご説明の上、商品名ではなく一般名処方(有効成分の名称で処方すること)を行う場合があります。これにより、特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。

後発医薬品使用体制加算について

後発医薬品使用体制加算について

当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みを実施しています。
・医薬品の供給が不足した場合に医薬品の処方等に関して適切に対応出来る体制を整えております。
・医薬品の供給状況によって投与する薬剤が変更となる可能性がありますが、その際は患者様に説明いたします。

医療DX推進について

医療DX推進について

当院はオンライン資格確認により取得した診療情報を診察室で閲覧・活用できる体制を整えています。また、電子処方箋および診療情報共有サービスの導入により、質の高い診療を実施するための十分な情報を取得・活用して診療を行っています。

入院時食事療養(Ⅰ)について

入院時食事療養(Ⅰ)について

当院は入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士又は栄養士によって管理された食事を適時、適温で提供しています。入院中の食事代(食事療養費)は1食につき次のとおりとなります。

一般 510円

精神病床1年超の入院 260円

低所得Ⅱ 90日目までの入院 240円(※)

     91日目以降の入院 190円(※)

低所得Ⅰ 110円(※)

※低所得Ⅰ・Ⅱに該当する方は、オンライン資格確認への同意、もしくは保険者へ「標準負担額減額認定証」の交付申請が必要です。交付後、保険証と併せて受付窓口へご提示ください。

後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について

後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について

令和6年度診療報酬改定により、令和6年10月から導入される制度です。患者さんの希望により先発医薬品(長期収載品)を処方した場合に、後発医薬品(ジェネリック医薬品)との差額の4分の1に相当する金額を、選定療養費として患者さんにご負担いただく仕組みのことです。

詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください。

  • 後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について|厚生労働省
  • 入院基本料について

    入院基本料について

    当院は、入院基本料の算定にあたり、以下のとおり看護職員の配置を行っております。

    ・1-1病棟

    入院患者さま13人またはその端数を増すごとに1人以上の看護職員を配置しております。

    ・1-2病棟、2病棟 入院患者さま15人またはその端数を増すごとに1人以上の看護職員を配置しております。

    ・3病棟、4病棟

    入院患者さま10人またはその端数を増すごとに1人以上の看護職員を配置しております。

    診断書・文書作成等の受付について

    診断書・文書作成等の受付について

    1.受付日時:平日9:00~16:30(土日祝日・12月29日~1月3日は終日対応不可)

    2.受付場所:受付窓口にて直接お申込みください。

    ※郵送での受け取りを希望される方は、申込み時に文書料をお支払いいただき、返信用封筒と切手(郵送に必要な金額のもの)のご準備をお願いします。

    3.お渡しについて

    ①窓口での受け取り: 受付窓口にて、文書料をお支払いいただいた上、直接お渡しいたします。

    ②郵送での受け取り: 書類完成後、申込み時にお預かりした返信用封筒にてご郵送致します。

    保険外負担料金(自費)について

    保険外負担料金(自費)について


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