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看護部

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先輩看護師の声

当院で勤務する看護師をご紹介します。

精神科認定看護師の声:医療観察法病棟勤務

精神科認定看護師の声:医療観察法病棟勤務

精神看護では患者さんと自分との関係を築きながら患者さんの考えや望み、願いを傾聴、理解し患者さんに何が必要であるのかを模索しながら関わっていくことが重要となります。このため私たちに望まれるものは「的確な知識・技術そして感じる心」であり、私たち看護師は常に自身を高めること、そして患者さんを症状だけでなく全人的に捉え、本来のその人らしさや生活機能を取り戻せられるよう支援することが必要です。私自身その回復過程や成功体験に魅力が感じられるのも事実であり、少しでもその回復支援が効果的であるよう自身を向上させる意識を保ち日々精神看護に携わっています。

認知症ケア専門士の声:1-2病棟勤務

認知症ケア専門士の声:1-2病棟勤務

私は看護師9年目で、今年、認知症ケア専門士の資格をとりました。認知症の患者さんは認知機能低下により自らの安全を守ることができず、不安を抱えた中で生活されています。患者さんに安全で安心した生活を送ってもらえるよう、認知症の正しい知識と技術を学ぶことで患者さんの世界観を知り、笑顔が見られるようになって看護にやりがいを感じます。また病棟スタッフにも指導を行って、認知症ケアの向上に努めています。

CVPPP(包括的暴力防止プログラム)インストラクターの声:医療観察法病棟勤務

CVPPP(包括的暴力防止プログラム)インストラクターの声:医療観察法病棟勤務

医療現場における暴力は不可避的に存在すると言われています。そのため患者さま・医療スタッフ双方の安全を守る技術を身に付ける必要があります。CVPPPとは暴力を予防・防止するためのプログラムです。私は、インストラクターとして病院スタッフに対し、日々適切な介入方法を指導すると共に、精神科の専門性を高めるため新採用者オリエンテーションや院内研修等でCVPPPの普及に努めています。

社会生活技能訓練セカンドレベル認定(心理教育)看護師の声:1-1病棟勤務

社会生活技能訓練セカンドレベル認定(心理教育)看護師の声:1-1病棟勤務

精神に病を抱えた人にとって、薬物的な治療と合わせて科学的根拠にもとづくリハビリテーションがとても大切になってきます。当病院でもSST(生活技能訓練)や心理教育、IMR(イルネス・マネージメント・リカバリー)WRAP(元気回復行動プラン)など最新の技法を取り入れた学習会を企画し、対人的なコミュニケーションの改善やその人にとって必要な疾患理解を共に作り上げていく過程を楽しみながら取り組んでいます。

副看護師長の声:2病棟

副看護師長の声:2病棟

精神科医療は人と人との関わりが重要で、コミュニケーション技術や相手の思いを理解することなど看護の基本となることを学ぶことができます。私は患者さんだけではなく、スタッフも含め病棟全体が明るい雰囲気で過ごせるよう心がけており、笑顔の絶えない医療環境、職場づくりを目指し、スタッフと様々な意見交換ができ、患者さんの視点に立った看護が提供できるよう日々、努めています。

実習指導者の声:2病棟勤務

実習指導者の声:2病棟勤務

精神科看護に携わり9年目を迎えました。現在は新人教育、実習指導を担当するようになりました。教育や指導をする際に意識していることは、自分の視座・視点・価値観を押しつけるのではなく「相手の観方になって考えてみること」です。

  

精神看護の実践者として、教育のスペシャリストとしても、人に良い影響力を与えることが出来るために研鑽を積み重ねながら、新人看護師・学生と一緒に学ぶ姿勢を持ち成長し続けたいです。

感染管理認定看護師の声:4病棟勤務

感染管理認定看護師の声:4病棟勤務

当院は「精神科」「認知症」「重症心身障害児(者)」病棟で構成される病院です。入院患者さんの多くは(精神科の一部は除く)感染に対して脆弱であるにもかかわらず、自ら感染対策を講ずることができず、病棟の特殊性からホールなどで一緒に過ごすことが多いため、ひとたび感染が発生すれば伝播が起こり集団感染につながります。早期に発見することはもちろん持ち込まない、拡大させないためにできることを病院一丸となって取り組んでいます。

治験看護師:医療観察法病棟勤務

治験看護師:医療観察法病棟勤務

当院では平成20年より治験を受託し、取り組みを開始しました。主に統合失調症の患者さんを対象としています。治験開始当初は病院スタッフも「治験って何をするの?」 と不安と緊張の混じった反応でしたが、精神科では薬物療法中心であり、最近では「今度はどんな薬?」と興味を持ち浸透してきたように思います。治験には通常の診療とは異なるルールがあります。治験中は遵守できているかどうかが一番気になりますが、スタッフの皆さんと連携し協力を得ながら取り組んでいます。

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